最近はやりの「リビ充」って?
近年、リビングを最大限に広げて、同じ空間でそれぞれの時間を過ごす…そんな「リビ充家族(リビング充実家族)」が注目されています。
それぞれの個室ではなく、家族が集まるリビングで好きなことをして過ごしたり、仕事をしたりと、同じ空間にいながら、各々違うことをして過ごすという家族が増えてきているそうです。
違うことをしていても、同じ空間に家族がいるというだけで、安心感や一体感がうまれます。
個室や寝室よりも、リビングを重視
2016年の調査によると、寝室の広さにこだわる家族が2割ほどしかいないのに対し、リビングの広さについては「妥協したくない、広くとりたい」と考えている家族は7割近くにものぼります。
そのため、間取りも「リビングの最大化、個室の縮小化」が選ばれるようになってきています。
特に、まだお子様が小さい家族では「将来は子ども用の部屋も欲しいが、今は家族そろってリビングにいる時間を大切にしたい」と考える方が多いようです。
リビングでの過ごし方にも変化が
「家族のくつろぎの場」としての役割が大きかったリビングが、仕事や勉強、遊びなど「家族がそれぞれの時間を過ごすための、多機能空間」としての役割をもつようになりました。
それに伴い、リビングにいる時間も、夫婦は家にいる時間の約7~8割、子供は成長と共にリビング滞在時間は減りますが、高校生でもほぼ半分の時間をリビングで過ごしています。
かつては個室でしていたことも、リビングで行うようになり、家族関係が良いものになったという意見も多いです。
これから新築やリノベーションを考えている方は「リビ充」になるチャンスです!
家族構成や生活に合わせて、是非ご検討してみてはいかがでしょうか。