環境にも人にも優しい珪藻土とは?
自然素材にご興味のある方の間で人気なのが「珪藻土」の壁です。
とはいえ「珪藻土」という言葉は知っていても、
何から出来ているのか、どんな特徴があるのかについてはよく知らない方も多くいらっしゃいます。
ここでは、この珪藻土について、ご説明したいと思います。
珪藻土とは?
珪藻土は藻類(プランクトン)の死骸が化石化して出来た土です。
耐熱温度が1700度と高く、七輪の原料にも使われています。
珪藻土の壁が人気の理由は、珪藻土が持つ「吸水性・吸着性」にあります。
珪藻土には無数のミクロン単位の穴があいており、
揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドなど)を吸着し、
シックハウス症候群を抑える効果があります。
湿度の高い時には空気中の過剰な水分を吸い込んでくれるため、
カビやダニの発生を抑制する効果もあります。
また、土であるため環境に優しいことも利点の一つです。
珪藻土の特徴
調湿機能
湿度の高い時は湿気を吸収し、乾燥している時には水分を放出し、
快適な湿度を保ちます。
ホルムアルデヒド吸着固定
ホルムアルデヒド(シックハウスの原因といわれています)を
吸着してくれます。
消臭
タバコの臭い、玄関・トイレ、ペットなどの臭いを抑えてくれます。
断熱性・保温性
無数の細孔があるため保温・断熱性が高いです。
夏は涼しく、冬は暖かい快適空間に!
耐火性
耐熱温度が1700度あり、七輪の原料にも使われるほどです。
万が一、火災が発生した場合でも
耐火性があるため、逃げる時間の確保につながります。