冬寒い家は冷えを招く
冷え性が引き起こす身体のさまざまな不調
「冷えは万病のもと」といわれるように、
身体が冷えると多くの体調不良や身体の痛みの
原因になります。
冷えが招く不調には、肩こりをはじめ、頭痛、冷房病、重い生理痛・生理不順、風邪をひきやすくなる、
身体がだるい、疲れやすい、胃が痛むなど、
さまざまな辛い症状があります。
人間の体には寒い時も暑い時も体温を
ほぼ一定に保つ機能があります。
寒い場所に長くいると、まず頭部や臓器などの体温を保つために、
血流を集中させます。
そのため、手足の先には血流が行き渡らなくなってしまいます。
この状態が長く続いてしまうと、体温調節の
バランスが崩れ、冷え性になってしまいます。
冬、寒い家に住んでいるということは、
慢性的な冷え性になる可能性が高めているのと
同じことになります。
高気密・高断熱で足元から温まる床暖房がおススメ
冷え性にならないためには、冬も暖かい家で暮らすことが大切です。
とはいえ、単にエアコンの温度設定を上げて、部屋を暖めればいいというわけではありません。
それでは頭が熱くなってのぼせたり、肌が乾燥したりする原因にもなります。
まず大切なのは、建物の気密性・断熱性 を高めることです。
また、天井に設置したエアコンなど上から温めるのではなく、
床暖房システムなどのように、足元 から暖まる状態が理想と言えます。