妻が住宅資金を出した場合の名義について
大手女性口コミサイトの調査によると、
妻の62.9%が自己資金を貯蓄から出資しており、
その平均は約430万円だったそうです。
このように、夫と妻の両方が住宅資金を出した場合、
名義はどうすればいいのでしょうか?
共有名義とは
住宅を購入した場合は、
不動産の所有権登記が必要です。
この際、所有を「共有名義」にするとは、
夫と妻がそれぞれ出資した額に応じて持分割合を決め、
住宅を共同で所有することを意味します。
妻が資金を出しているのに、名義を夫だけにしてしまうと、
妻が出した資金は妻から夫への贈与と見なされ、
贈与税が課される可能性があるので注意が必要です。
また、逆に妻が資金を出していないのに、共有名義にすると、
夫から妻への贈与と見なされ、
同じように贈与税が課される可能性があります。
住宅の名義一つで税金の支払額は全然違ってきます。
事前に税理士など、税法に詳しい人によく確認してから判断しましょう。