住まいを取得する方のほとんどは
住宅ローンを利用するかと思われます。
長期固定型の住宅ローンならば、
「フラット３５」が有名ですが、
「フラット３５」よりも金利が優遇される
「フラット３５Ｓ」という住宅ローンがあるのをご存知ですか？

性能の高い住宅を購入する場合に金利を引き下げるのが「フラット３５Ｓ」という住宅ローンです。

政府は経済対策のため、２０１６年１月２９日までの申し込み期間限定で、
フラット３５Ｓの金利下げ幅を拡大しました。
つまり、今は通常よりもさらに安い金利で住宅ローンを組むことが出来るわけです。

フラット３５Ｓは貸出金利から年０．６％を引き下げるもので、
引き下げ期間が１０年間と、５年間の二種類あります。
より性能の高い住宅を買う場合は１０年間の金利引き下げが適用されます。

フラット３５Ｓが適用されるためには、
フラット３５が適用される住宅であることに加え、
４つの性能のいずれか一つを満たす住宅であることが求められます。

４つの性能は１）省エネルギー性、２）耐震性、３）バリアフリー性、４）耐久性・可変性です。

これらの性能に対応すると、フラット３５Ｓの金利引き下げが受けられる上、
場合によっては、税金が安くなったり、地震保険の割引が受けられるなどのメリットもあります。

ただし、フラット３５Ｓを利用したい方は、申し込み期限にご注意を。
フラット３５Ｓは２０１６年１月２９日申し込み締め切りの期間限定ですが、
国の予算がなくなれば、締切期限前でも募集が締め切られてしまう可能性があります。

詳しくは住宅金融支援機構のホームページ（http://www.jhf.go.jp/）や
金融機関で確認するようにしましょう。